架台用フレームの製作にあたり製缶工事を行ないました。
製缶工事 フレーム
製缶工事とは?
鋼板を加工して、気体や液体をためるタンクや水槽などを製造する作業のことを『製缶』といいます。
また、金属に穴をあけたり、切断したり、曲げたりしたものを立体的に組み上げることも『製缶』と呼ばれます。
細かな部分は人の手による作業が必要になるため、仕上がりは職人の腕に大きく影響されます。
弊社では熟練の技術をもつ職人が、高品質な施工を実現しております。
架台やその素材について
架台とは、空調機やキュービクル、分電盤、制御盤、サーバーなどの設備機器を設置するために用いられる台を指します。
このように、設備機器を支えるため、設備架台と呼ばれることもあります。
架台は、単に設備機器を支えるだけのものとして捉えられがちですが、屋外でも使用されるため、高強度で安全性に優れ、さらに耐食性・耐候性などの機能面も求められます。
また、地震などの災害時でも簡単に壊れないように設計・製作する必要があるため、設備の用途や目的に合わせ、設計・素材を選択・施工します。
架台の素材は主に3種類あり、それぞれの特徴は、以下の通りです。
ステンレス架台
・耐久性が高い。
・材質の強度は高いが、重いため施工性に劣る。
・他の素材に比べ値段が高いため、コスト負担が大きい。
スチール架台
・材質の強度は高い。
・材料費が安い。
・重いため施工性に劣る。
・塗装等の処理をしないと錆びてしまう。
アルミニウム架台
・表面処理をすることで錆びにくくなる。
・塩害地域に向いている。
・ステンレスやスチールに比べると強度がやや弱い。
・設計を工夫する事により強度を高める事が可能。
・ステンレスやスチールに比べると軽いため施工性が良い。
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