こんにちは!愛知県岡崎市や豊田市などの東海エリアを中心に、全国各地で活動しております、光真工業株式会社です。
弊社は製缶加工・溶接加工・架台製作などの製缶工事や溶接工事、機械器具設置工事を数多く承ってまいりました。
溶接と聞くと、下を向きながら作業をしている姿を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、さまざまな案件に対応するには、横向き姿勢や上向き姿勢での作業も必要です。
そこで今回は、アーク溶接のご依頼をお考えの方へ、アーク溶接の溶接方法をご紹介いたします。
アーク溶接を用いた溶接工事の依頼をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
さまざまな体勢で溶接作業を行う
溶接作業を行う際の姿勢を溶接姿勢といいます。
溶接姿勢には、下向き姿勢、立向き姿勢、横向き姿勢、上向き姿勢の4種類があります。
溶接記号の末尾に「F」がついているものは下向き姿勢、「V」がついているものは立向き姿勢、「H」がついているものは横向き姿勢、「O」がついているものは上向き姿勢というように決められています。
ウィービングとは
ウィービングとは、アーク溶接で使用するトーチを溶接線に対し、左右に動かしながら進む溶接技法のことです。
ウィービングを行う際の、トーチの操作次第でさまざまな溶接ビードが描かれます。
美しい仕上がりにするために
「美しく仕上げるなら、細かくウィービングすればいいのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実際には溶接姿勢により、美しい仕上がりとなるウィービングの間隔は違います。
より細かくウィービングを行うと継手部分の熱が高温となり、溶接ビードが垂れ落ちやすくなるでしょう。
特に立向き姿勢、横向き姿勢、上向き姿勢は、垂れ落ちが起きてしまう可能性が高いです。
そのため、下向き姿勢でのウィービングを標準とした場合、上向き姿勢で溶接を行う際は、ウィービングの間隔を大きくとります。
立向き姿勢は下向き姿勢の場合より若干大きめの間隔をとり、横向き姿勢の場合は間隔を狭くすると垂れ落ちを防ぐことができ、美しい仕上がりになります。
美しい溶接工事をご提供いたします!
今回はアーク溶接の溶接方法についてご紹介いたしましたが、いかがでしたか。
弊社ではアーク溶接を含む溶接工事を承っております。
また、製缶工事も行っており、サイズの大小や形状を問わずにご希望通りの製品をご提供いたします。
愛知県岡崎市や豊田市、刈谷市、田原市などの東海エリアを中心に、全国各地で活動しておりますので、架台製作や溶接工事をお考えの際は、ぜひ弊社へご連絡ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。